文書化(4.4.4項)
OHSAS18001:2007規格の4.4項:『 実施及び運用』の
「 文書化( 4.4.4項) 」は、以下のような概要です。 (ISO 14001:2004と対比すると『文書類』になりますが、……)
この要求項は、OHSAS 18001:1999規格から、それほど変わっていませんが、ISO 14001:2004規格の4.4.4項:「文書類」と同様の内容になりました。またISO 9001:2000規格の4.2.1項の「文書化に関する要求事項 一般」と近似した要求内容となっています。
OH&Sマネジメントシステム文書は、以下を含む。
a) OH&S方針及び目標;
b) OH&Sマネジメントシステムの適用範囲の記述;
c) OH&Sマネジメントシステムの主な要素とその関係および関連文書への参照;
d) このOHSAS規格により要求される記録を含む文書;
e) 組織のOH&Sリスクの管理に関係する有効な計画、運用、プロセスの管理のために組織により必要と決められた記録を含む、文書;
注記:文書は、関係する複雑性、ハザード、リスクのレベルに対応して、有効性と効率に対して求められる最小限に保持されるということは重要である。
旧版のOHSAS 18001:1999規格の4.4.4項:「文書化」の内容は、C)項の要求に集約されています。
OH&Sマネジメントシステム文書は、上記の a)~e)を含むとしています。
すなわち、 OH&S方針(4.2項)及び目標(4.3.3項)、
「OH&Sマネジメントシステムの適用範囲の記述」、「OHSAS 18001:2007 要求事項の各要求項とその相互関係およびその関連文書の参照。」(これらの内容は、組織の労働安全衛生マニュアルなどに反映される内容になります。
「このOHSAS規格により要求される記録を含む文書」(例えば、文書としては、4.3.1項で要求されている「ハザードの特定、リスクアセスメント、決定した管理策などの結果についての最新情報」などが規格が要求している文書の例として挙げられます。また記録については、例えば、OH&Sに影響を及ぼしうる仕事を行うその管理下にある全ての人が、適切な教育、訓練、経験に基づく力量についての記録の例などがあります。)
e) 項は、OH&Sマネジメントシステムについて組織が規定した規定類(規定、規程、要領、手順書、MSDSデータ など)と組織が用いることを決めた記録類が挙げられます。
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