目標及び実施計画(4.3.3項)
OHSAS18001:2007規格の4.3項:計画の「目標及び実施計画(4.3.3項)」は、以下のような概要です。
この要求項は、ISO14001:2004規格と同様に、OHSAS18001:1999規格の4.3.3項:「目標」と4.3.4項:「労働安全衛生マネジメントプログラム」(目標を達成するための実施計画)が合体した要求内容になりました。
これは、規格の要点のみを取り出して記述していますので、詳細の内容は、規格書でご確認下さい。
この要求内容は、OHSAS18001:1999規格の4.3.3項:「目標」と変わっておりません。
各部署、階層でOH&S目標を作成・実行・維持することが要求されています。 目標の文書化は、組織の要員並びに利害関係者に周知するための要件でもあります。
目標は、測定可能で、実行可能であり、傷害と疾病の予防、適用される法的要求事項ならびに組織が同意したその他の要求事項への順守、継続的改善に関するコミットメントを含むOH&S方針と整合がとれていること。
目標は、その達成度が判定可能で、OH&S方針と整合していること等が目標の要件になります。
あいまいなスローガンのような目標ではなく、組織のOH&Sのニーズを満たす具体的な目標を設定することが結果的に成果が上がることにつながります。
その目標を設定し、見直す際には、組織は、組織が同意した法的要求事項及びその他の要求事項、そのOH&Sリスクを考慮に入れること。
また技術上の選択肢、財政上、運用上、ビジネス上の要求事項、利害関係者の見解を考慮すること。
またこちらは、目標の設定及び見直し時の考慮すべき事項になります。ISO14001:2004と同様に、『組織が同意した法的要求事項及びその他の要求事項』(4.3.2項)並びに『そのOH&Sリスク』(4.3.1項)については、「take into account):考慮に入れるとし、他方、「技術上の選択肢」、「財政上、運用上、ビジネス上の要求事項」、「利害関係者の見解」については、「consider」:考慮するとしています。
組織は、その目標を達成するための実施計画を作成し、実行し、維持すること。実施計画は、最小限以下のことを含む。a) 組織の適切な部門と階層において目標を達成するための責任と権限の明確化
b) 目標が達成される手段と日程
こちらは、実施計画に関する要求部分で、基本的にOH&SマネジメントシテムについてのOHSAS18001:1999版の4.3.4項の要求と実質的に変わっていません。
実施計画は、目標を達成するための手段ですから、なるほどこれを行うことで目標は達成できるとの論理性が明確であることが必要です。
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