受容可能なリスク:OHSAS18001の窓

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2008年03月23日

受容可能なリスク

受容可能なリスク(accceptable risk)について解説します。

用語と定義の3.1項において、受容可能なリスク(accceptable risk)について以下のように定義されています。

 法的な規制や労働安全衛生方針に関してリスクが組織にとって許容できるレベルまで低減していると認められるリスク

ちなみにこの用語は、OHSAS18001:1999 規格では、3.17項で許容可能なリスクtolerable risk)として定義されていたものとほぼ近似した内容になっています。

要求事項の4.3.1項:「危険源の特定、リスクアセスメント、リスク管理の計画」において、危険源を特定し、特定された危険源について、リスクアセスメントのプロセスを通じて、許容できない危険源を決定し、その許容できない危険源に対して、適切な管理策を実施して、改めてリスクアセスメントを実施し、その管理策の実施により許容できない危険源のもつリスクが受容可能なリスクレベルにあるかを確認することが要求されています

これは、組織で何らかの業務を実施する上で、現実的にリスクゼロということは、成り立たないので、十分にそのリスクの重大性のレベルが法的な要求事項の規定レベルや組織の労働安全衛生方針等に照らして、これならば許容できるというところで管理を行うという流れになりますが、そのリスクレベルがここの受容可能なリスクということになります。

これに関連して合理的に実行可能な所までリスクを下げるというALARP原則(As Low As  Reasonably Practicable)という考え方があります。

欧米では、このALARP原則のレベルを労働安全衛生のリスク管理の基本とする考え方もあるが、組織において許容できない危険源について管理策に基づいて受容可能なリスクレベルまで十分低下されているかをリスクアセスメントの中で理論武装しておく必要がある。

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投稿者 corydoras on 2008年03月23日 19:02

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